2025年4月19日
楽天モバイルって実際どう?特徴・料金・メリット・デメリットを徹底解説
目次
楽天モバイルとは?
楽天モバイルは、2014年にサービスを開始した通信事業者です。
当初は他社の回線を借りる「格安SIM(MVNO)」としてスタートしましたが、2019年からは自社回線を使った「MNO(携帯キャリア)」としてのサービス提供を開始しました。
このタイミングで楽天グループ内の再編が行われ、楽天モバイル事業は「楽天モバイル株式会社」に引き継がれ、現在に至ります。
大手キャリアがサブブランド(ahamoやpovo、LINEMOなど)を展開する中で、楽天モバイルは格安SIMから始まり、自社回線を使ったフルキャリアへと成長しました。
楽天グループという安定した基盤があるからこそ、大胆な料金設定や新しい通信サービスの展開が可能になっている点も、大きな特徴といえます。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルでは、シンプルで分かりやすい「Rakuten最強プラン」が提供されています。
このプランは月々のデータ使用量に応じて料金が変動する、従量課金制の料金体系が特徴です。
Rakuten最強プラン
月間データ使用量 | 月額料金(税込み) |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB超(無制限) | 3,278円 |
通話・SMSについて
楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を使うことで、国内通話とSMSが無料になります。
アプリを使わない場合は、通話料が30秒あたり22円(税込)かかるので注意が必要です。
海外でもそのまま使える
Rakuten最強プランには海外ローミングも含まれており、月間2GBまでは追加料金なしで海外でもデータ通信が可能です。
2GBを超えた場合でも、速度制限されるだけで追加料金は発生しません。
違約金について
契約後1年以内の解約は1,078円の違約金が発生します。
1年以上ご利用いただいた場合は、違約金は発生しません。
楽天モバイルの料金プランは、ライトユーザーからデータ無制限を求めるヘビーユーザーまで、幅広いニーズに対応しています。
特に月3GB以下の利用なら、月額1,078円というリーズナブルな価格で通話使い放題が使える点は大きな魅力です。
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楽天モバイルのメリット
楽天モバイルには、料金の安さだけでなく、楽天経済圏との相性の良さや便利な付帯サービスなど、他社にはない魅力がたくさんあります。
ここでは代表的なメリットを4つご紹介します。
1. データ無制限でも月額3,278円!業界最安クラスの安さ
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、月20GBを超えても3,278円(税込)でデータ使い放題という破格の料金設定です。
大手キャリアの無制限プランでは5,000〜7,000円台が一般的な中、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
2. Rakuten Linkアプリで通話が無料に
専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話・SMSが無料で使えます。
一般的な格安SIMでは通話料がかかることが多い中、楽天モバイルなら実質かけ放題が無料で使えるのは大きなメリットです。
3. 楽天市場のポイントが+4倍(※条件あり)
楽天モバイルユーザーは、「楽天市場」での買い物時に楽天ポイントが+4倍になります(※毎月エントリーが必要/付与上限2,000ポイント/期間限定ポイント)。
楽天市場をよく利用する人にとってはお得にポイントが貯まり、貯まったポイントは楽天モバイルの支払いに充てられるうれしい特典です。
4. クラウドストレージ「楽天ドライブ」が50GBまで無料
楽天モバイルユーザーは、楽天が提供するクラウドストレージサービス「楽天ドライブ」を50GBまで無料で利用可能。
写真や動画、ファイルのバックアップに活用でき、スマホの容量不足対策としても便利です。
楽天モバイルは「安いだけ」ではなく、通話や買い物、ストレージといった日常的なサービスとの連携も優れており、楽天経済圏にいるほどその恩恵を受けやすいのが大きな魅力です。
楽天モバイルのデメリット・注意点
楽天モバイルは料金やサービス面で多くのメリットがある一方で、注意しておきたい点もいくつかあります。
ここでは、契約前に知っておきたいポイントを紹介します。
1. エリアによっては電波が弱いこともある
楽天モバイルは自社回線とパートナー回線(au回線)を併用していますが、一部の地域では電波が入りづらいケースがあります。
特に都市部から離れた郊外や建物の奥まった場所では、通信が不安定になることも。
ただし、楽天モバイルでは「電波改善・調査依頼」という制度があり、通信が不安定な場所があれば公式サイトから申請することで、調査や改善対応を依頼することが可能です。
こうした柔軟な対応は、ユーザーにとって安心材料の一つといえるでしょう。
2. Rakuten Linkの通話品質は改善傾向
以前は「Rakuten Linkアプリを使った通話は音質が悪い」といった声もありましたが、最近では音質が改善されてきたという利用者の声も増えてきています。
とはいえ、通話品質についてはスマホの機種や通信環境にも影響されるため、心配な方は実際に試してみるのがおすすめです。
通信品質や通話に関しては、環境や利用状況によって感じ方に差が出る部分です。
事前に自宅や職場などの対応エリアを確認し、必要に応じて「電波改善依頼」なども活用することで、より快適に使えるようになります。
他社との比較
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、他の主要キャリアや格安SIMと比べても非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
ここでは、料金・データ無制限・通話・特典などの観点から、楽天モバイルと他社サービスを比較してみましょう。
料金・データ容量の比較(無制限プランの場合)
会社名 | 月額料金(税込み) | データ容量 | 備考 |
楽天モバイル | 3,278円 | 無制限 | 3GB・20GBまではさらに安く |
ahamo (ドコモ) | 2,970円 | 20GB | 無制限無し |
povo2.0 (au) | トッピング制 | 都度課金 | 24時間データ使い放題330円 |
LINEMO (ソフトバンク) | 2,970円 | 30GB | 無制限無し |
UQモバイル | 3,278円 | 33GB | 無制限無し・翌月くりこし可能 |
→ 楽天モバイルは、20GB超からは料金一定で使用可能データ通信量が無制限になるプランを提供しており、無制限利用を求める方にとっては圧倒的なコスパです。
通話・アプリの比較
会社名 | 通話アプリ | 通話料 |
楽天モバイル | Rakuten Link | アプリ経由で通話無料 |
ahamo・LINEMO | 通常の電話アプリ | 5分以内無料・それ以降22円/30秒 |
povo | 通常の電話アプリ | 通話かけ放題1,650円/月 |
まとめ
他社と比べてみると、楽天モバイルは以下のような人に特におすすめです。
無制限でたくさんデータ通信をしたい人
通話もできるだけ無料で済ませたい人
楽天市場をよく使う楽天経済圏の人
楽天モバイルは単なる格安SIMにとどまらず、「生活全体をお得にしてくれるモバイルサービス」としても、他社にはない価値を提供しています。
楽天モバイルが向いている人・向いていない人
楽天モバイルは非常にコスパの高いサービスですが、利用する人のライフスタイルや住んでいる地域によって「向き・不向き」があります。
ここでは、楽天モバイルが「合う人」「合わない人」の特徴を具体的に解説します。
楽天モバイルが向いている人
通信費をできるだけ抑えたい人
月3GBまでなら1,078円、無制限でも3,278円と、従量課金制で使いやすいです。
通話もRakuten Linkアプリを使えば無料なので、「スマホ代をなるべく安くしたい」と考えている人にはぴったりです。楽天経済圏を活用している人
楽天市場のポイントアップ(+4倍)をはじめ、楽天カードや楽天銀行、楽天証券など、楽天グループのサービスを使っている人には相乗効果が期待できます。
スマホ代を払うだけでポイントもたまるので、実質的な節約にもつながります。自宅にWi-Fi環境がある人
一部地域では楽天回線の電波が弱いこともありますが、自宅にWi-Fiがあれば、普段の通信はカバー可能。
また、データ無制限が安く使えるため、外出先でも動画やSNSをよく利用する人にもメリットがあります。
楽天モバイルが向いていない人
地方や山間部に住んでいる人
楽天モバイルは都市部を中心にエリアを拡大していますが、地方や山間部では楽天回線が弱く、パートナー回線(au回線)でのカバーになることもあります。
安定した電波を最優先したい人には不向きな場合があります。通話の品質を重視する人
Rakuten Linkアプリによる無料通話は便利ですが、通常の通話アプリに比べると音質が劣ると感じることも。
最近では改善の声もありますが、クリアな通話品質を求める人にはやや物足りない可能性もあります。
解決方法のひとつとして、通話の品質が悪いと感じる時はLINEの通話機能を使うという手段が挙げられます。
申込み方法・キャンペーン情報
楽天モバイルはオンラインでの申込みが簡単で、MNP(乗り換え)やeSIMにも対応しています。
ここでは、申込みの流れや注意点、そしてお得なキャンペーン情報を紹介します。
【1】MNP(乗り換え)の流れ
他社から楽天モバイルへ電話番号をそのままで乗り換える場合(MNP)は、以下の手順で進めます。
▶MNPの申込み手順 1.現在の契約会社からMNP予約番号を取得
各社の公式サイトやアプリ、電話で取得可能。番号には15日間の有効期限があります。2.楽天モバイルで申込み
楽天モバイルの公式サイトまたは店舗で申込み。MNP予約番号の入力が必要です。3.SIMカードまたはeSIMの受け取り
SIMカードなら数日で配送、eSIMなら即日発行も可能。4.開通手続き(MNP転入手続き)
端末にSIMをセットし、楽天モバイルの開通ページでMNP手続きを完了。
※eSIMはアクティベーションコードで開通。5.開通完了&利用開始!
ポイント:楽天モバイルではMNP転入手数料は無料です!
【2】eSIM対応端末の注意点
楽天モバイルはeSIMにも対応しており、物理SIMを使わずに即日開通できるのが魅力ですが、以下の点に注意が必要です。対応端末かどうかを事前に確認
iPhoneならiPhone XS以降、AndroidならPixelや一部のGalaxyが対応しています。
公式サイトの動作確認端末一覧で要チェック。eSIMは一部の格安スマホや古い端末には非対応
自分で用意した端末を使う場合は、SIMロック解除も忘れずに。
安さ重視で端末を選ぶ場合は、eSIM非対応の可能性もあるので要注意。
【3】現在開催中のキャンペーン情報(2025年4月時点)
楽天モバイルでは、お得なキャンペーンが頻繁に開催されています。
以下は2025年4月時点の主なキャンペーン例です。スマホそのまま乗り換え
他社から楽天モバイル「最強プラン」に電話番号そのまま(MNP)乗り換えの方は
楽天ポイントが合計10,000Pもらえます!
普段は6,000Pでしたが、現在はポイント増量中!学生応援キャンペーン / 新生活応援キャンペーン
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eSIMなら即日利用も可能なので、忙しい人にもぴったりです!
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まとめ
楽天モバイルは、スマホ料金を少しでも抑えたい人や、楽天市場・楽天カードなどの楽天サービスを日常的に使っている「楽天ユーザー」にとって、非常に魅力的な選択肢です。✔ 月額1,078円から始められるシンプルな料金プラン
✔ 楽天ポイント還元による実質割引
✔ Rakuten Linkでの通話無料
✔ データ無制限も3,278円という業界最安級など、コスパの高さは他社と比べても頭ひとつ抜けています。一方で、電波のつながりやすさや通話品質は地域や環境に左右される部分があるため、メイン回線として使うには注意も必要です。
こんな人におすすめ!通信費をできるだけ安くしたい
楽天サービスをよく使っている
自宅にWi-Fi環境が整っている
通話かけ放題を安く使いたい楽天モバイルは、まさに「料金重視派」や「楽天経済圏にいる人」にとって、検討する価値が十分にある格安SIMサービスです。エリアや通話品質に関しては事前に確認しつつ、キャンペーンを上手に活用すれば、かなりお得にスマホを使い始めることができますよ!