2025年1月7日
【格安SIM】日本通信SIMの落とし穴? 上限を超えたら通信できない?
日本通信SIMの通信速度
格安SIMを検討中の方が考慮すべきことの一つに通信速度があげられます。
ソフトバンクなど大手キャリアの回線を借りて通信を行う格安SIMは、「安い」代わりに「通信速度が遅い」ことが議論されます。
今回は日本通信SIMの通信速度に焦点を当ててまとめてみました。
まずは日本通信SIMの高速通信時、12時台の通信速度です。
12時台の通信速度

大手キャリア契約のSIM通信速度が 100Mbps以上 実測されるなか、日本通信SIMの 8.8Mbps という速度は決して早いとは言えません。
ですが、この速度でも実は使えないと断定するのはまだ早いです。
実は、この速度でもYouTubeなどで動画再生することができます。
スマホを利用する用途として動画を見るという方は多いと思います。
動画は比較的大きなデータを受信して再生されます。
つまり、そのほかの使用用途でも格安SIMの速度で利用できると考えられます。
実際の使用感
動画が再生できるといっても高画質でスムーズに再生できるかというとそうではありません。
YouTube「1080p60」は数秒待てば適用される
YouTube「360p」はすぐに再生できる
Netflix 再生までに数秒かかる
やはりこのようにすべての方に不満を与えない使用感とは言えません。
ですが、動画再生アプリのダウンロード機能などを駆使することで、この問題も解決できます。
こんな方におすすめ
事前に動画や音楽をダウンロードしておける方
携帯電話の通話機能が主なスマホの使い道である方
数秒程度なら動画再生まで待てる方
格安SIMの魅力はその安さですが、それゆえに通信量の上限が低めに設定されることが多いです。
逆に通信量が多いプランもありますが、そのせいで月額利用料が高くなってしまうと格安SIM利用目的の本末転倒になってしまいます。
おすすめは普段使いで通信量を無駄遣いせず、Wi-Fiが使えるときには極力使うようにして、最小限のプランに収めることです。
通信制限がきてしまったら?
毎月の利用可能通信量を超えてしまうと通信速度が制限されてしまいます。
これは大手キャリアでも起こることで、格安SIMだからというわけではありません。
問題はこの通信速度制限時の通信速度です。
実はこの速度もプランによって異なっており、格安SIMを検討する際に注意すべきポイントです。
日本通信SIM公式からは、明確な数値での通信速度制限時の速度は明かされていませんが、
「短いテキストメッセージのやり取りができる程度の速度」とされています。
漢字1文字が2byteとすると、仮に通信速度が1kbpsの場合、一秒間に約60文字の通信が行える計算になります。
様々な格安SIMのプランをみても、通信制限時の速度は32kbpsなどがかなり遅い部類と見受けられます。
日本通信SIMの通信制限時の速度は明記されていないため、ネット上で議論されていますが、128kbps程度なのではないかと考えられています。
そうすると、メッセージの送受信が行える程度という速度にも納得ができます。
最後に
ここまで読んでいただけた方で、日本通信SIMをうまく使いこなすことができそうだと感じられた方にはぜひご利用をおすすめします。
筆者も実際に使っていますが、普段使いで困ったことはまだありません。
月額利用料の面でのメリットが大きすぎるため今後も使っていくと思います。
日本通信SIMは初期手数料が3,300円かかりますが、事前に「スターターパック」(2,700円程度)を購入しておけば初期手数料が免除されます。
是非ご活用ください!
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また、日本通信SIMの月額利用料と利用可能通信量についてわかりやすくまとめた記事も参考にしてみてください
→【格安SIM】日本通信SIM 実際の速度は?初期手数料免除の方法まで
それでは、格安SIMで月額利用料がお得になることを祈っています!